HITech は「工事現場安全AI監視システム」の研究開発に取り組み、AI 画像認識により工事現場の労働安全管理を支援し、従来の人手による巡回が抱えうる巡回頻度の限界、広い管理範囲、防護具の着用状況を継続的に把握しにくいといった課題の改善を目指して検討を進めています。システムは現在も開発・計画段階にあり、中核となる個人防護具の認識機能については概念実証(POC)を完了しています。
現在計画している機能は以下のとおりです。
(1)個人防護具の認識:AI 画像認識により、作業員がヘルメットや反射ベストなどの個人防護具を着用しているかを認識し、現場での防護具の着用状況の把握を支援します。この中核となる認識機能は概念実証(POC)が完了しています。
(2)現場の出入管理:指定した管理区域への人員の進入を検知し、現場の要件に応じて、人員の身分認識や既存の入退室データとの連携を計画しており、許可のない進入への対応を支援します。
(3)リアルタイム警報と管理統合:検知した異常事象に対して即時に警報を通知し、複数現場の集中監視、クラウドによるバックエンド管理、可視化レポートへの対応を計画しています。拠点を横断して現場状況を把握できるよう支援します。
(4)モデルのカスタマイズ:各現場の作業フロー、カメラの画角、環境条件、作業員の服装に応じてモデルを調整・最適化し、実際の作業現場への適応性を高めます。
将来的には、AI 画像認識により工事現場の安全管理を支援し、人手による巡回の時間や監視範囲の制約を軽減して、管理者が現場の防護具の着用状況、人員の出入り、異常事象をより迅速に把握できることを目指します。
想定する利用者には、複数の工事現場を同時に管理する、広域で運営する、あるいは集中管理を必要とする建設会社、エンジニアリング会社、施設管理部門が含まれます。
「工事現場安全AI監視システム」は、HITech が AI 画像認識と人員安全監視の領域で進める研究開発の方向性の一つであり、同社の既存のスマート画像認識の技術基盤を継承しています。システムは現在も開発と現場検証を進めている段階です。工事現場の安全認識に実際のニーズをお持ちの、あるいは協業をご検討の建設会社・エンジニアリング会社・施設管理部門の皆様は、ぜひ弊社までお問い合わせください。さまざまな工事現場環境における AI 画像認識の活用方法を、共に検討させていただきます。